「女装コンシェルジュコース」に来てくれた、可愛いメイドちゃん。
「うん、可愛い♪」
「この姿、誰かに見て貰いたいね。」
『ええ・・・ 今まで ”女の娘” になった姿を誰かに見せた事がなくて・・・』
「えーっ こんなに可愛いのに?」
「本当は、見られたい気持ちがあるんじゃないの? ふふふ。」
『あっ はい・・・ 本当はちょっと見られたいかも・・・』
「はい、じゃあ、決まりね!」っと、
パチンと指を鳴らす。
「今からね、飲み物の配達を頼むから、チャイムが鳴ったら、あなたが出て受け取るのよ。」
『ええ! 私が・・・ 受け取るんですか・・・』
「そうよ、だって、あなたはメイドだもの。」
「届け物を受け取るのは、メイドの仕事でしょう?」
『メイドのお仕事・・・ そう・・お仕事・・・ はい、頑張ります・・・』
「そうよ、きちんと受け取ってね。」
『はい、わかりました ・・・』
ずっと、、ドキドキ、そわそわ躊躇いながら配達の人を待つメイドさん。。
その姿を、ウズウズしながら視る私。。
うう。。堪らないわ。。
- - - - - ピンポーン! - - - - -
「あ、 来たわね! 頑張って。」
うつむきながら、ドアを開けて、飲み物を受け取るメイドさん。