2ntブログ


 今年はあっという間、ではなくて、ひと月、ひと月が内容の濃い日々だったからか非常に満ち足りて大晦日を迎えた、そんな気がします。

2023年をたっぷり謳歌しました。

人を支える3本の柱、私は、「日々の生活」、「仕事(または学業)」、「趣味」だと思っています。

趣味や好きなことがあれば、それが太い柱となって人生のバランスを取ってくれるのではないでしょうか。

私は、人生にSMとフェティッシュがあります。

これからもSMとフェティッシュをライフワークとして楽しむために、楽しく情報を収集して、師としている方々の技術を吸収して、自分で研鑽していきたいと思います。

お相手があってこその、100人100様の趣向のプレイ、これからも楽しんでいきます!!

今年もどうもありがとうございました。

来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2023.12.31 すみれ

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お店に所属していた頃は、「SMスキッパーさんのサイト」で月に1本位コラムを書いていました。(もしかしてまだ残っているかな?とアクセスしてみたのですが、残念ながら残っていなかったです)

よく、「すみれさんの所には女装子さんが沢山プレイに来ますね。」と言われる事がありますが、人は同じような人が集まっている所に多く集まってくるのではないかなと思います。

そして、もっと大分類でいくと、私が度を越した緊縛好きなので、同じ様に緊縛が好きな人が集まって来てくれているのだと思います。

女王様で緊縛をやっている人は、女王様になりたい(もしくはS女としてプレイがしたい)→SMクラブに入店→女王様役としてプレイをする為に必要な技術として緊縛を習って技術を習得する→緊縛にハマるという流れが多いような気がします。私感ですが。

私はというと、警察モノのドラマで縛られている人を見てなんだかわからないエロティシズムを感じる(4歳)→人形を荷物用の縄で縛ってみる(5歳)→ごっこ遊びで友達を縄跳びで縛る(6歳)→偶然目にしてしまった18禁系のSMマニア誌の緊縛グラビア写真で自分が惹かれていた物がこういう形で愉しみとして世界に存在していると識る(7歳)→隠れてSMに関する書物を読み漁る(8歳〜15歳)→SMやフェチに特化したギャラリーを訪問、SMの世界に触れる(16歳)→デパートメントHに行く(17歳。昔は未成年でもデパHに行けたのです)→デパートメントHでSMバーで緊縛を教えているという◯さん(今でも私のSMの父です)に出会い緊縛を教えてもらう→以降、プライベートで緊縛を楽しんだり、SMバーで女王様として働いたり、SMクラブで女王様をしたりという流れで、今現在に至ります。

今までに何人か同じような道を辿っているS女さんに会った事はありますが、マイノリティなパターンかと思います。

私の人生の傍には、緊縛があるので生涯動ける限り緊縛を続けてしまうかもしれません。

縛られたいという相手が居なくなるまで。



あっ上には書いていませんでしたが、緊縛のDVDをものすごい数観たり、緊縛が上手い人(プロ、アマ関係なく)にアプローチして教えていただいたり、ショーを観にいったり、良いと思う物を貪欲に吸収して、緊縛の技術やセンスが日々進化するように研鑽を重ねています。


ブログを時折見返すと、この縛りもっとこうするといいな!とか発展のヒントが見つかります。

そのうち、全部の投稿をカテゴリーごとに分けないとなと思います。汗



以前、「緊縛用の縄を作る為に問屋で縄を買うところからの日記」を書きましたが、そろそろまた新しく使う縄を作りたいと思いますので楽しみにしていてくださいね☆


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ブログを書くこと。

 02, 2016 18:19




 ブログを読んでからプレイに来て下さるという方が多いので、本当にありがたいな
と思います。

「読む」という事は、それなりの時間やパワーを、必要とする事だと思いますので。


ミストレスと来てくださるM男さんは、なんとなくリンクしているんじゃないかな
と思います。


私の場合ですと、本を読んだり、書き物をしたり、写真を撮ったりする事が好きな
ので、SMや緊縛以外でも、遠からず、同じような事が好きな方にお会いする機会が
多い様な。 

 少なくとも、「文章を読む事が苦ではない、嫌いではない。」方が読んで来て頂いて
いるのではないかなと。


子供の頃、読書好きだった母から、「本は沢山読んだほうがいいよ。」と聞いて、
一緒に読んだりしているうちに、本を読む事が好きになっていました。


単純に、活字を目で追うのが気持ちいい、「活字フェチ」だったりもしますが、
未知の事に触れて、新しい世界が広がっていったり、本の世界観に浸って、
想像したり、考えたり、妄想する事が楽しいなと思います。

 この間、テレビの番組の取材で、又吉直樹さんの書斎を映していたのを見たのですが、
凄い数の蔵書に圧倒されました。
「本棚は、その人を現している。」と聞いたのを思い出しながら、又𠮷さんの本棚を
注視していました。


インプットするからこそ・・ アウトプットも出来ているんだなと。。 

読んでいるからこそ、書けるんだなと。


言葉や文章を自由に操るには、まず、頭の中に言葉を取り込んで、
いいなと思う言い回しを記憶して、自分の価値観とか視点で表現してみる。。
文章は、書いていくことで、鍛錬されていくのだなと思います。



あと、元々、書く事も好きなので、子供の頃は、ラジオの番組とか雑誌にメッセージ
を送ったりしていました。 

 自分の好きなアーティストが、思い掛けず、送ったメッセージを読んでくれた事は、
人生で嬉しかった事ベスト10に入っています。(笑)


発信したことに興味を持ってくれたり、リアクションが返って来たら、嬉しい。
そして、それを一緒に楽しめたら、もっと嬉しいなと思います。 

だから、実際に、ブログを読んで来て下さるのは、とても嬉しいです。



在籍したばかりの頃に、会員制のSMクラブのオーナーから、
「プレイスタイルを見せたり伝える事は、M男さんの安心に繋がる。」という
アドバイスを貰いました。


ミストレスになってからも、こうして、文章を書く機会を持てていますので、
プレイの様子が伝わるような日記を、これからも書いていけたらいいなと思います。 

 「実際にプレイに行くと、こんなプレイをこの人はするんだな。」という事や、
人柄みたいなものが伝えられて、
ご自分が持ってらっしゃるプレイの願望とマッチするかどうかを、判断する手がかり
になったらいいなと。


写真も、掲載のご協力を頂いた方から(どうもありがとうございます!)、
プレイの雰囲気が伝わったらいいなと思うものをピックアップして載せています。
写真からは、臨場感みたいなものが伝わったらいいなと思って。

 あっ。。

「今回、お会いしたリピーターのM男さんも、ブログを読んで来て頂いた方でした。」
と書こうと思っていたのですが、
長くなって来ましたので、続きはまた、次回の日記で書きたいと思います。


読んで頂いてどうもありがとうございます。
これからも、どうぞよろしくお願いします☆




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画像:初めての鼻フックにボールギャグをした、M男さん。






SMとセックス。

 11, 2016 08:53




 「SM」と「セックス」。
多分、切り離して語られる事が多いテーマかなと思う。

「エロス」という大きな括り(くくり)の中に、
「SM」と「セックス」は、在るわけではあるけれど。


以前聞いた、S男性やM女さんの友達の話だと、
SMプレイの中にセックスがあったり、
プレイが終わった後に、セックスは、セックスとして楽しんだり、
SMプレイはするけれど、セックスはしないっていう人達もいたり、
色々だった。 

 S女性とM男性のSMプレイの中に、セックスがあるっていうのは、
あんまり聞いた事がないかも?
「そういえばS女性でヤリ目的でM男さんを探すとかって聞かないもんね。」
と、先日、M男さんと話をしていた。


海外のSMで、ミストレスがM男さんを椅子の上に縛りつけておいて、
M男さんの上にまたがってアダルトトイやディルドの変わりにして遊ぶなんていうのを
見たことがある。
まあ、海外のSMは、なんでもアリなのかも?
色々な事を、パーテーションで区切ったり線引きする様には、考えていない気がする。 

 日本のSMには、女王様にM男さんがペニバンでアナルをガンガン犯されたりする様な
イメージがあるかも。
実際、そういう画像や映像も多いと思うし、プレイでやっている人も多いと思うから。



私的には、M男さんとプレイする時は、M男さんの脳に侵入する感じかな。
趣向的に在る「責め心」が「見えないペニスの形」になって、
M男さんの脳髄のヒダをグニグニとこじ開けて、
気持ちがいいツボを突くようなイメージ。


脳の中も侵していく様な感じで。 

 ちょっと表現がグロいけれど、
そんな感じで・・脳も感じさせたい、感じて欲しいって思うから。


女だけれど、「おかしたい」っていう願望を持っている事は、
ヘンタイS女として説明がつくのかな。


ペニバンを使って身体的に犯すのもいいけれど、侵したいっていう気持ち
の方が大きいかも。
身も、心も、脳も、気持ちよくなるように。



快楽を与える側は、色々な快楽を体験していた方が、相手に深い快楽を与える事が
出来るのじゃないかなと思う。


自分が深くイッた事がないのに、相手を深くイかせられる訳はないんじゃないか。

 色々なヘンタイな事を試してみていて、性的に円熟していて、豊かな中身を持っている
方が断然いい。


男性で、今までにイった事がないっていう人は、あまりいないかもしれないけれど、
女性は、話を聞くと、今までにイッた事がないという人が結構いたりする。 

 そこまで、セックスや心を解放するという事を、追求しようとしていなかったり、
追求しようと試行錯誤している途中だったりとか人それぞれだと思うけれど。


そして、「セックス」と一口に言っても、何も、女性器に男性器を挿入するの
だけがセックスではない。
レズビアンの人達のセックスだってあるし、ゲイの人達のセックスだってある。


「セックスの代替え行為」として、「SMプレイを求めている」という、うち明け話も
聞いた事があるけれど、
色々な要因でセックスに抵抗を持ってしまったり、
興味が持てないような感じだけれど、
「SMプレイ」を介すことで、
「身と心を交わして、理性のタガを外せるくらいに、脳で感じ入りたい。」という事を
求めているんじゃないかなあと思う。

 「SM」も「セックス」も、深みを目指す様な気持ちがあるようなプレイであれば、
通底しているんじゃないかな。


「SM」も、「セックス」も、また、大きな括りのエロスとして。


セックスの形とか定義なんかよりも、相手と身や心を交わす事で、
「心身共に深くイケる事が出来るか」っていう事が大事だと思う。


それを知ったか知らないかでは、人生的な彩りも違ってくる様な気がする。
気持ち良い事は、少しでも多い方が、人生がバラ色で楽しいんじゃないかな☆ 

 精神的にも、肉体的にも、処女的な女王様に責められるっていうのも、
ある種の人にとっては魅力かもしれないけれど(ロリコンの人とかは)、
豊潤な大人の色気やフェロモンを漂わせながらも、ビシッと責められちゃうの
っていいんじゃないでしょうか?
大人のミストレスを求めるなら。


清々しいくらいのエロス、飽くなき快楽の探求、突き抜けて変態、パワー半端ないフェチ、
楽しみたいことを目一杯楽しんでいる人との出会いは、いい刺激を受ける。


私もビリビリ来るような刺激を与えられたらいいな☆



 



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師を訪ねて三千里。

 23, 2015 06:29


SMをしている人それぞれに、
SMをする切っ掛けになる物や出来事があると思います。


私は、多分・・
「緊縛」という物がなかったら、
SMをしていなかったかもしれないな。。と思います。


SMをしていなかったら、
自分のいう事に興味を持ってくれそうな人をみつけて
縄で縛って責めたり気持ち良くさせたりというのを
ひたすらやっているかもな、なんて思ったりします。 

 今、SMスキッパーさんの方で、連載させて頂いているコラムの方で
緊縛との出会いから〜これまでの事を綴っておりまして、
最初に緊縛を教わった人との事を書いています。


この人がSMの世界で初めて出会った人だったのですが、
その人がSMの世界の入り口で、
その後も、多くの方との出会いがありました。


願って行動すれば叶うものなのか
緊縛を教えて貰いたいと思った方から、
今現在も緊縛を教えて頂いたり、
アドバイスを頂いたりしています。 

 その方達の中でも・・
緊縛の技術だけでなく
SMの本質や精神的な面でも、
多くの事をおしえて頂いた、師の元を訪ねて来ました。


師を訪ねて、三千里(三千里は かなりオーバーに言っていますが)。


久しぶりに電話を頂き「遊びにおいでよ。」と言って頂いたので
電車に揺られて数時間
会いに行って来ました。


その師には、
かなり昔から、SMの雑誌で緊縛の写真を見たり文章を読んで、
とても心に感じる物があって、
映像のプレイを見て、「こんな相手の心を解放する様なSMをする人
がいるんだ・・」と驚いて、
これは生でもショーを観なければ!と劇場に女1人でドキドキしながら
足を運びました。


初めて師のショーを見た時は、これは「ショー」じゃないんだな。。 

 パートナーとのそのままの関係性を観せている生のプレイなんだなと
思いました。


もっと・・
少しでも多くの事を吸収したいと師が出るショーやイベントに足繁く
通って、


たまたま、お話ができるチャンスがあったので、
勇気を振り絞って手を震わせながら、
話しかけて、


「あ、あの!
○○○○でのショーから、ずっと拝見させていただいています。

そのあとも・・

何を話したか頭が真っ白くなって覚えていないのですが、

必死で思いを伝えて、

「私に縛りを教えていただけませんか!」

とお願いしていました。



向こう見ずなわけわからん小娘が、やけに熱く話しかけて来るな?とか
きっと思ったんじゃないかなと思います。 

 でも、

「いいよ。女性が縛りを覚えたいっていうのはいいねえ。」

と笑って言って下さって。




そして、


「自分は緊縛を独学でやってきたから、自分がお金を出して学んで
いない事を、人からお金を取って教える事は出来ないんだ。
学校で学んだとか資格取った事を、人に教えるのとかとは違うと
思うし。
だから、緊縛講習会とかは出来ないし、やらないんだ。
1回だけ頼まれてやった事はあるけれど。
最近は、3、4年やそこらで緊縛が出来るようになったからといって
お金を取って人に教えている人がいるけれど、それはどうかなと
思うんだよね。」


と、この間お会いした時にも仰っていた。




また、色々と、、SMや緊縛やプレイについて
沢山お話を聞いた中から
メモを取って来た事を、心覚えとして書いておこうと思います。 

 ・相手がSMを求めて来る理由を考える。
(フェチズムとしてなのかとか、心の中の物を吐き出したいから
なのかとか)


・相手の心の叫びに耳を傾ける。


・緊縛の形はいくらでも出来る、大切なのは緊縛の形ではなくて
 相手の心に触れる事。心のケアも重要。


・相手の苦しみを自分の心に刻んでおく。


・相手が発信しているものを見抜く。


・SMを求めて来る人は、普段、自分の感情を抑え込んでいる人が多い。
 生きることが不器用な人とか。
 悲しいことや全ての感情を押さえて生きていたりとか。
 感情を出せない人の感情を出させてあげる。
 (思い切り泣かせてあげたりとか)
 何か切っ掛けが有って、吐き出せるから。


・プラス的な要素(嬉しいとか楽しいとか)は表に出せるけれど、
 マイナス的な要素(悲しいとか辛いとか苦しいとか)は普段言え
 なかったりして押さえ込んでしまっている事がある。
 トラウマとか過去の辛い体験とか。


・自分が色々背負っているからこそ、相手の痛みもわかる。


・緊縛は、余った縄をどうするか、どう扱うか、どう活かすかで決まる。
 最初から形を決めて縛るのではなくて。
 

・縛る事は愛すること。

 師のお話を聞いていて、
本当にそうだなと。。
聞いていてそう思った。


形だけのSMとか、表面だけのSMには、意味は無いんじゃないかと。


だから、プレイするお相手とは本気で心を交わしたいと思っています。


心の叫びや心の発露に耳を傾けられるようなプレイをしたいしと思うし、
Mの人の人生のサポーターになれたらいいなと思います。


フェチズムを求めて来る人には、もう、どっぷり、思う存分、
趣向を目一杯一緒に楽しみたい! 

 これからもSMを続けていく上での布石として、
自分に向けて書きました。



私が日記を書くと長めになってしまいますが、
読んでいただいて、本当にどうもありがとうございます。 



 




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