「自分も椋陽児さんの緊縛画、好きなんですよ。」と、M男さん。
びっくり。随分、遡って、ブログを書き始めた頃の記事まで読んで
くれたのだな、、と感激。
我ながら、凄い量の文章なのに。。
過去の文章まで読んでくれて来ていただいた事に感激。。
しつつ、、
初めて会った彼の事を知りたいと思って、ゆっくりと身体に縄を掛けていく。
緊縛が好きな人は、「眼を瞑って1本1本の縄を味わって感じていく」のが
好きなタイプの人と、
「縛っている相手と目を合わせて感じていく」のが好きなタイプの人がいる
と思う。
彼は、前者の方。
目を閉じて、1本、1本の縄を味わう様に感じている。
「本当に縛られる事が好きなんだな。。」
縛られる事が好きな人を縛っているとそう思う。
私の好きな、フェティシズムを題材に絵を描いている画家の方が、
以前、「マニアはマニアを見抜く。」と仰っていた。
「たとえ下手でも不器用でも自分自身の欲求に真摯に向き合い、
切実な願いが込められたものは、何となくその熱が伝わるものです。」
とも。
その方の言葉を、ふっと思い出した。
お会いしたM男さんが、
「珠美鈴さんのプレイの画像や日記の文章を見たり読んだりした時に、
本当に緊縛が好きな人だと感じました。」
「緊縛が本当に好きな人が見れば伝わる物があるし、解ると思います。」
と言って下さったのを聞いて。
「好きという思い」や「今までにひたむきにやってきた情熱」みたいな物が
伝わって、来て下さったと知ったら、とても嬉しくて。。感激。
たまたま引き当てた部屋に有った、縄を掛けられる手摺状のオブジェクトに
縄を掛けて脚を開く。
目の前にある鏡は、私達がプレイしている姿を映し出していた。
四次元の世界への入口みたいに。
彼に会ったら、次はこんな縛りをしたいという思いが次々と溢れてきて、
プレイが終わってからも止まない。。
どうもありがとう。
また、縛らせて頂ける時を楽しみにしています。