緊縛♡mistress珠美鈴 (すみれ) /『秘密は蜜の味』

○がちゃんは、大病から生還したのを切っ掛けに、以前から興味があったSMプレイをやってみたいと勇気を出してドアをノックしてくれた人。

私がお店で新人だった頃から足繁くプレイに通ってくれて（多い時で月に4回位）、今も年に１回くらい顔を見に来てくれています。

この時も1年半ぶりに連絡をくれてプレイをする事になりました。

久しぶりだからと、なんと６時間のプレイを予約してくれて！

どうもありがとうね、嬉しかったです。

肩を悪くしてしまってずっと療養していたそうなのですが、名医に巡り合ってよくなり、早速私に縛られたいと思ったそうで。

色々と懐かしい話をする中で、○がちゃんが、「そういえば、以前すみれさんと喧嘩みたいになっちゃっいましたよね？」と。

あれ？私は喧嘩なんかしたっけなあ・・？と考えていると、

「入院した時の。。」と言われて思い出しました。

お店に在籍して１〜２年の時に、朝起きたら突然物凄い腹痛に襲われて立っていられなくなって、救急車を呼んで部屋着のまま財布とスマートフォンだけ掴んで、家のエントランスにうずくまり、駆けつけた救急隊に搬送された・・という事がありました。

未だかつて経験した事がないような痛みでその時は身体の危機を感じて。

搬送先の病院で踠きながら、聞こえた検査結果は「腹膜炎を起こしているかもしれない虫垂炎」。
そのまま緊急手術する事になり、取り急ぎ職場と親には連絡して、目が覚めたら（看護師に起こされた？）手術が終わり、点滴が繋がれてベッドに寝かされていました。

その後も発熱したり、色々な事が考えられると、MRIに入って検査をしたり、毎日検査検査で、今の状態だと水分は与えられないからと５日位点滴のみで口から水分を摂取する事ができず喉が砂漠で、壮絶でした。

色々な不安材料がひとつひとつクリアされたところで、着替えも何も持ってきて来ていないな。。と気がついて。

親にはスマホの充電器だけ買ってきてもらったけれどと。

女きょうだいがいないので親友のMちゃんに連絡したら、着替えや必要な物を買って飛んできてくれました。

術後は傷口が痛んだり、家で療養していても具合がよくなかったので、積極的に自分から連絡を取る事はせず、
SMクラブの方には、「こんなわけで１、２ヶ月お休みさせてください。」とお願いして、特に理由は表に出さず「すみれさんは、○月と○月はお休みです。」とお店のサイトでお知らせ、予約の電話をいただいたお客様にアナウンスをしてもらいました。

と・・こんな事が過去にありました。

そして、体調がよくなり、１、２ヶ月後に、復帰。

予約が取れるようになって早速来てくれた○がちゃんに、なんで休んでいたかという事を聞かれたので、「これこれこういう訳で〜」と伝えました。（新規のお客様等には、「ちょっと忙しくて出勤が難しくなって。。」とご心配をいただかないように伝えましたが、○がちゃんには事実をそのまま伝えました。）

そうしたら、○ちゃんの表情が曇り・・

「なんで入院したって教えてくれなかったんですか（中略）寂しかったんですよ！寂しかったの！」と言われ、
「前から気になっていた分野のコスチュームに深い知識を持った女王様のところに行きます！」という宣言があり、プレイに来なくなりました。

退店後に公開したメルアドに連絡が来て「○○さんは女王様一本で生業にしているだけあって沢山の高価な道具を持っていて〜」など元気にプレイをしている近況報告がたまに来ました。

「○がちゃんは、ワガママだから、物凄く厳しくされたんじゃない？」と返信すると、「はい、とても厳しくされました。」って。

○ちゃんは、初めはとてもしおらしくて、「一生〇〇さんについて行きます！」なんて言う、一見献身的に見える様なタイプに見えるのですが（ちなみに本当に一生ついて行きたいと思っている人は敢えて言葉に出しては言わないものなのですが）、

自分の時間が大切で、プライベートをうっちゃってまで、女王様に尽くしたいというタイプではないので、徐々に地が出てきて、「こうした方がいいですよ！」とか「こうしてください！」と自分の要求を主張し始める。

初めから、地のままの○がちゃんでもいいのにな。。と思うのだけれどね。

プライドがとても高いので、その身につけているプライドを横におけたら、もっと楽になれるのになあ。。と色々思案して試みましたが、力及ばず、志半ばになってしまいました。

私の勝手な想像ですが、○がちゃんは商売をされていたご両親が忙しくて、子供の頃、あまり親に甘えられなかったのではないかな・・なんて思って。

○がちゃんを見ていると、構って欲しい、甘えたい、自分の事を特別だって言って欲しいという小さな子供の姿が重なって見える様な気がします。

○がちゃんへの殺し文句として、「〜するのはあなただけ。」、「〜しているのはあなたしかいない。」、「あなたが必要。」、「あなたは特別な人」という言葉を誰かがもし掛けたら、コロッといってしまいそうだから心配だなとも思っていました。

無責任にそのような言葉をかけたら、依存する→相手が依存したら、心のケアも必要になるから。

プライベートのM男さんならともかく、ギャランティが介在している間柄は、どんな間柄でも友達でも恋人でもなく（愛人やパパ活なども含む）、「仕事をする人とクライアント」です。

プライベートのM男さんでしたら、なんで他の女王様のところに行くの！？となるかもしれませんが、クライアントが依頼主を選ぶのは自由です。

M男さんとしてSMプレイをするのをやめてしまってから、友人となってイベントに遊びに行ったりなどしている女王様の友達もいますけれど。

ちなみに○がちゃん、今メインで通っているその女王様とも喧嘩してしまった事があるそうで。。
コロナ禍でプレイを休止したいと思っているところに、自分だけは特別にお願いします、勿論お金も払いますのでとお願いします！と無理強いをして？、言い合いになったと話していましたが、M男さんが女王様と喧嘩するなんて前代未聞です。

私はあまりマゾさんに対して教育的な事は殆どしないのですが、○がちゃんは特別で、最低限弁えていて欲しい事などは伝えてきていて、その度に「すみれさんは、厳しい、こわい。」などと滅多に言われない様な事を言われました。笑

私から次の女王様に行ったら、私の１０倍厳しくされたそうです。（それはそうでしょう。引き継ぎの教育が有難いです。）

それで「あなたはMではない」と言われたと。

そう、○ちゃんは身体的な刺激を求めるMで、精神的にはMではないのです。

刺激希求、「身体的にマゾ的な快楽を求める人」だと私は思っています。

私のところには、色々なタイプの人が来ますね。
ドラえもんの登場人物で例えたら、出来杉くんみたいな人、のび太くんみたいな人、スネ夫くんみたいな人、ジャイアンくんみたいな人等々。。

たまに女王様業は、「保母さん業」に思える時があり、手がかかるマゾさんは、すみれ保育園のやんちゃボウズだと思って寄り添っています。

保母さんと同じで、よく言う事を聞く優等生だけがかわいいわけではなく、手がかかる子もかわいいと思います。
皆の個性を楽しんでいます。

ドラえもんと言えば、○がちゃんはスネ夫君みたいなところがあって、「○○○○○○（超高級レストラン）で食事をして、××××が最高に〜で美味しくて〜だったんですよ！」というような聞いてもどうしたらよいかわからない話をする事があって。

女性の場合美味しい物を食べたという話は、「よかったら今度一緒に行こう！」とかそういう流れになる事が多いですし、男性が美味しい物を食べたという話は、「よかったら今度一緒に行きませんか？」というお誘いになる事が多い様な気がします。

でも、○がちゃんの場合は、香りが立つ様な語り調子で話している食事のお話なのに、「よかったら今度一緒に行きませんか。」になったことはまだありません。笑（気前がよい人なのでプレイ帰りに私が行きたいと思ったお店に連れて行ってくれてお食事したりとかは何度もありますけれど）


SMプレイは初めてで手塩にかけて育てた○ちゃんなので、特別に長く思いを込めて長く書いてしまいました。

○がちゃんにとって私は初めての女王様という事で時々思い出してくれるみたいです。

また、年内に顔を見せてくれるのを楽しみにしているね☆

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持ち込みの衣装やお道具も歓迎です。

（4）撮影に関して 基本的に許可を頂いた方のみ撮影、ブログにご協力いただいていますのでご安心ください。

（5）プレイに関して 経験に合わせてゆっくりじっくりと始めていきたいと思います。 着衣プレイを希望の方が多めですが「裸一貫で縛られたい！」というマゾさんも大歓迎です！